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都市とくらしの分野について
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都市とくらしの分野は第一生命財団の前身となる、「一般財団法人 都市のしくみとくらし研究所」が実施してきた事業です。都市に計画されたいろいろな仕組みの思想・役割りや、日常のくらし、住生活の改善向上をはかるための必要な調査・研究および啓発を主な目的とし、住宅、都市などに関する研究への助成、機関誌「city&life」の発行などを行っています。機関誌「city&life」の購入をご希望される方は、お問い合わせよりお申込み下さい。
当該研究所は、1955年11月、第一生命保険株式会社(当時は相互会社)からの拠出金をもとに「財団法人 第一住宅建設協会」として設立され、2011年4月に「一般財団法人 都市のしくみとくらし研究所」に名称を変更し、2013年4月に第一生命財団に統合されました。
その事業は、当初、財団法人の公益理念にもとづき第二次大戦後の住宅困窮者のため低廉良質な住宅を供給し、併せて住宅事情に関する調査研究を行っておりました。1976年7月には、それまでの20年間にわたる業績に対し、建設大臣から表彰を受けております。その後わが国の住宅事情が改善され、量の拡充より質の向上が求められる時代となったことに対応し、1982年6月に寄附行為を改正し、住生活の向上に関する調査研究および啓発などの公益事業に主軸を移しました。1985年12月には多年にわたる調査研究および啓発活動の実績に対し、建設大臣から感謝状が授与されました。住宅および宅地の供給は1988年3月に停止しましたが、それまでに35団地、5,280件を分譲しております。
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2011年度には、東日本大震災で特に被害の大きかった岩手県・宮城県・福島県の次の復旧・復興事業の財源として、各県に1億円の寄付を行いました。被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 |
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岩手県陸前高田市の県立高田高等学校の再建事業
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宮城県石巻市の石巻好文館高等学校・水産高等学校・石巻工業高等学校の復旧事業
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福島県文化センター災害復旧事業
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