一般財団法人 第一生命財団 都市とくらしの分野
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■ 調査研究募集要項
応募要項(ダウンロード)
2024年度研究助成募集要項
1.趣旨
 住生活の改善向上をはかるための研究について助成し、併せて若手研究者の育成および学術研究の発展に寄与することを目的とします。
助成は「一般研究」、および若手研究者向けの「奨励研究」の2種類に分けて行います。
2.対象分野
 わが国の住宅、都市、土地に関し、経済、社会、法律、歴史、制度、計画およびこれらの複合的視点から、住生活の改善向上をはかるための研究を助成の対象とします。
研究の対象を「外国」とすることはかまいませんが、主題はあくまでも「わが国の住生活の改善向上をはかるための研究」として下さい。
3.対象者
【一般研究】 大学、その他の研究機関に専任または有期専任の身分で常勤にて在籍し、研究活動に従事している研究者。
【奨励研究】 上記に同じ。ただし、応募書類提出期限日(2024年10月31日)に40歳未満の若手研究者対象。
その他 いずれも次の基準を満たしてください。
1. 申請書提出時および研究実施年度を通じ上記資格が予定されること。
2. 日本に在住する研究者とし、大学院生、専攻科生などは対象としません。
3. 共同研究の場合は、代表研究者が対象者となります。
4. 本助成の既受託者は、原則としてその後2年間は対象としません。
4.助成概要
@ 助成金額
  総額1,000万円以内
  1件当りの助成額:「一般研究」150万円以内、「奨励研究」80万円以内
A 研究実施期間
  2025年4月1日〜2026年3月31日
5.募集期間
2024年9月1日〜10月31日
6.応募手続
 当財団所定の申請書に必要事項を記入し、PDFデータを当財団メール宛てにお送りください。メールにて3営業日以内に受領のご連絡をいたします。受領メールが届かない場合は、お手数ですが財団までご連絡ください。
研究助成申請書研究計画書
《応募書類》
・研究助成申請書(2ページ)
ファイル名は「2024研究助成申請書_代表研究者.pdf」としてください。

・研究計画書(上限4ページ)
ファイル名は「2024研究計画書_代表研究者.pdf」としてください。

《提出期限日》 2024年10月31日(木)17時

《申請先》 josei-dlf●cap.ocn.ne.jp
(●は@に置き換えてください)
一般財団法人第一生命財団 研究助成担当宛
7.申請書の審査
 当財団内に設置する審査委員会において審査し、その結果は2024年3月末までに、所属先・大学(ご希望の方はご自宅)のご住所へ郵送にて全応募者宛に直接通知します。
審査の過程において、申請額を減額することがあります。
8.助成金の支払い
(1) 助成金は研究者本人名義の口座に2025年4月および10月にそれぞれ50%を支払います。
(2) 当財団の研究助成金は助成金の使途を当該研究のために必要な経費に限定しており、大学や研究機関宛のオーバーヘッドを支払うことを想定していません。個人口座にお支払いした助成金について、その管理方法等につき、助成者本人が大学・研究機関と協議いただくことは差支えありません。
(3) 特段の事由もなく研究報告書が完成しない場合は、助成金の一部または全額の返還を求める場合があります。
9.研究報告書
(1) 研究期間は原則1年とし、2026年4月17日(金)までに、研究報告書ならびに会計報告書をPDFファイルにて提出して下さい。
なお、研究内容によって期間の延長を認める場合もあります(最長1年延長)。
(2) 研究報告書はA4判を縦位置・横書きとし、図表などを含め30〜80ページ程度(添付資料等含む)にまとめ、パソコンにて作成して下さい。
なお、研究報告書にはA4判1ページ以内の要旨および要旨の英文を添付して下さい。
(3) ご提出いただきました研究報告書・要旨は当財団ホームページにPDFファイルで公表し、要旨を2026年7月頃に発行する要旨集に掲載いたします。
(4) 研究報告書は必要に応じて審査委員が内容を確認し、ご相談を行う場合があります。
(5) 各研究報告書は製本(白黒印刷)し、当該研究者に20部贈呈します。
(6) 当財団が必要と認めた場合、無償または有償にて頒布する場合があります。
ご提出いただきました研究報告(要旨)は、当財団ホームページ等により公開しますのでご承知ください。
10.成果発表会・交流会
 2026年6月〜7月に任意参加の成果発表会・交流会を開催し、審査委員と第一生命財団関係者も参加いたします。なお、出席者には交通費を支給いたします。
11.研究成果の公表
 研究者が当財団の助成を受けた研究を公表する場合は、当財団の助成を受けた研究である旨を明らかにして下さい。印刷物の場合はクレジットを入れるようお願いします。その際には、当財団にご一報、並びに印刷物をお送りいただきますようお願い申し上げます。
(研究助成英語表記)
Dai-ichi Life Foundation Research Grant Program
12.申請後のご変更について
 申請内容(ご住所、助成金の使用内訳、調査方法、期間など)に大幅な変更が生じた場合は、速やかに当財団までご連絡ください。
(お問い合わせ先)
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-2-10 平河町第一生命ビルディング2階
一般財団法人第一生命財団 研究助成担当
Tel:03-3239-2312/Fax:03-3239-2315
Mail:josei-dlf●cap.ocn.ne.jp
(●は@に置き換えてください)
■ 2023年度研究助成決定
2023年度研究助成対象者・テーマ
一般財団法人 第一生命財団
[一般研究] (50音順・敬称略)
氏名
所属
テーマ
助成金額
池上 重康
北海道大学大学院
工学研究院
助教
明治・大正期に官立高等教育機関が購入した洋書・洋雑誌の日本近代住宅への影響
130万円
鈴木 勉
筑波大学
システム情報系
教授
人口の年齢構成の変遷パターンと市街地構造・生活利便施設アクセシビリティとの関連性分析
120万円
服部 敦
中部大学
工学部都市建設工学科
教授
初期ニュータウンの再生計画における計画遺産の継承・活用に関する研究
114.3万円
松本 暢子
大妻女子大学
社会情報学部
教授
住宅セーフティネットの構築における居住福祉に関する考察―地域福祉および住宅事情からみる居住支援協議会の取り組みとその課題―
112万円
松行 美帆子
横浜国立大学大学院
都市イノベーション研究院
教授
大規模都市再開発事業による若者の居場所の変化に関する研究
110万円
[奨励研究] (50音順・敬称略)
氏名
所属
テーマ
助成金額
井澤 佳織
東京大学
生産技術研究所 人間・社会系部門(5部)
特別研究員
建築ストックの利活用に向けた合理的意思決定に関する数理的研究
80万円
新保 奈穂美
兵庫県立大学大学院
緑環境景観マネジメント研究科
講師
ウォーカブルシティの実現に向けたパークレットの設置・利用実態の解明―ベルリン市・ウィーン市の助成プログラムに注目して―
80万円
副田 和哉
第一工科大学
工学部建築デザイン学科
講師
VRカメラを用いた3Dスキャンニングによる改修設計の効率化に関する実践モデルの提案 農山村地域の空き家を対象として
55万円
土屋 泰樹
富山大学
都市デザイン学部都市・交通デザイン学科
特命助教
女性の賃貸住宅選びにおける選好の違いとその賃貸価格への影響に関する研究
55万円
林 和典
近畿大学
生物理工学部人間環境デザイン工学科
助教
「辺縁」としての計画的住宅地と農山漁村の連携に関する研究
80万円
山田 健
静岡大学
人文社会科学部法学科
専任講師
まちづくりにおける公共図書館整備事業の学際的研究
60万円
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