第一生命財団は保育所等への助成事業に取り組みます。
保育所等助成事業は、より多くの子どもたちに安全・安心な保育環境と、健やかな心と体を育み、また豊かな創造力を養う機会が提供されることを目的とします。
具体的には、設立後3年以内の保育所等が保育の質を高めるために、<1>独自に実施する保育計画にかかる什器・備品等の購入費用(の一部)、<2>保育の質の向上につながる新規の取組みに必要な什器・備品等の購入費用(の一部)を助成します。
これまでに助成した備品の一例
運動器具、遊具、楽器、絵本・紙芝居、椅子・棚などの家具の他、ビオトープやツリーハウスといった大掛かりなものまで、また、市販品に限らず特注品までを助成対象にしています。これまで助成した備品の詳細は下段の「これまでの助成実績」「助成した保育園等の活動紹介」をご参照ください。 |
- 第1回(2013年度)助成実績(PDF形式:675KB)
- 第2回(2014年度)助成実績(PDF形式:560KB)
- 第3回(2015年度)助成実績(PDF形式:473KB)
- 第4回(2016年度)助成実績(PDF形式:591KB)
- 第5回(2017年度)助成実績(PDF形式:617KB)
- 第6回(2018年度)助成実績(PDF形式:247KB)
- 第7回(2019年度)助成実績(PDF形式:249KB)
- 第8回(2020年度)助成実績(PDF形式:247KB)
- 第9回(2021年度)助成実績(PDF形式:245KB)
- 第10回(2022年度)助成実績(PDF形式:261KB)
- 第11回(2023年度)助成実績(PDF形式:251KB)
助成した施設の取組内容とその成果をご紹介します。各助成施設が助成した遊具等を活用し、保育の質の向上を目指し、様々な努力と工夫を行いました。
【対象施設】
2021年4月から2024年4月末日までに認可等を受けて開園
- 認可保育所
- 地域型保育事業(小規模保育施設・事業所内保育施設
※3 ) - 企業主導型保育事業
※3 - 地方単独保育施設
※4 - 認定こども園
※5
※1 | 無認可施設から認可施設、認定こども園への移行も応募対象。 |
※2 | これまで応募いただいた施設でも、今年度の応募条件を満たしていれば再度応募可能。 (これまでの助成施設は除く。ただし【助成内容】 の <2>については2023年度からの新規事業のため<2>の助成がない施設は応募可能) |
※3 | 地域型保育事業の事業所内保育と企業主導型保育事業は地域枠を設けていること。 |
※4 | 地方単独保育施設とは、東京都の認証保育所等、地方自治体が定めた基準を満たしたいわゆる無認可保育所に、その地方自治体が独自の助成・監督等を行うもの。なお、保育ママは含まない。 |
※5 | 認定こども園は、幼保連携型・幼稚園型・保育所型・地方裁量型のいずれも応募対象。 |
【対象地域】
全国
【助成内容】
<1>子どもの成長に必要な遊具や運動器具、楽器等を活用した保育にお役立ていただけます。なお、遊具や保育家具等にそれぞれの工夫をされている施設も多いことから、市販の物だけではなく、「独自に」考案された物品(特注品)の購入も歓迎します。
当財団が想定している備品等は、以下のとおりです。
- 子どもの成長に合わせた大型・小型遊具および玩具
- 鉄棒、跳び箱、マットなどの運動器具およびテント
- 保育家具(机・椅子・整理棚)および寝具・乳児用ベッド
- 楽器、音響機器、絵本および学習教材
- 障がい児を新たに受け入れるために必要な什器・備品の購入
など
(注意)ただし、以下の要件に該当する場合は助成の対象外となります。
- 公的補助金または他の民間助成金の対象となっているもの
- 事務機器・事務用品・消耗品・生理用品(おむつなど)
- 目安として単価10,000円未満のもの。
ただし、セットとすることで10,000円以上となれば助成対象と認めます(絵本、楽器など)。 - 助成の決定内容と異なる場合、また決定前に助成対象物を購入している場合
<2>保育の質の向上につながる新規の取組みの費用で、「@地域とのつながりを深める取組み」「A保育士等施設職員の専門性向上につながる取組み」「B子どもたちや施設の安全性を高める取組み」についてお役立ていただけます。
当財団が想定している取組み例は、以下のとおりです。
@ 地域とのつながりを深める取組み
- 地域との交流(多世代交流も含む)に向けた什器・備品の購入
- 「こども食堂」運営に必要な什器・備品の購入
- 地域との継続的なイベント(運動会等)実施関連費用
※単なる園庭の整備や障がい児受入れのための什器・備品の購入等は「従来通りの応募Aで申請」
A 保育士等施設職員の専門性向上につながる取組み
- 保育士等施設職員の専門スキル向上に必要な什器・備品の購入
- 保育士等施設職員の労働環境改善に必要な什器・備品の購入
- デジタル化、ICT化に必要な什器・備品の購入
B 子どもたちや施設の安全性を高める取組み
- 施設の安全性確保(防犯対策も含む)のための什器・備品の購入
など
(注意)ただし、以下の要件に該当する場合は助成の対象外となります。
- 公的補助金または他の民間助成金の対象となっているもの
- 人件費やそれに関わる費用(研修費用等)
- 消耗品、飲料・食品類の購入
- 助成の決定内容と異なる場合、また決定前に助成対象物を購入している場合
助成金額の上限は、定員30人未満の施設は30万円、30人〜100人未満の施設は70万円、100人以上の施設は100万円となります。
<2>についてはその取組みに必要な什器・備品等の購入費用を1施設あたり50万円まで助成します。
助成総額は<1>と<2>を合わせて3,000万円以内となります。
※Eメール受領後、1週間以内に受領のご連絡(返信)をいたします。受領連絡のメールが届かない場合は、お手数ですが、財団までご連絡ください。
※2024年度より応募はEメール送付のみになりましたので、ご留意ください(郵送不可)。
提出書類は助成の結果有無にかかわらず返却いたしませんので、ご了承願います。
【提出書類】
助成申込書 A | 助成申込書 B | |
---|---|---|
1 | 保育関連什器・備品等を希望する施設情報とその応募団体とご担当者 | |
2 | 応募動機 | |
3 | 保育所等の運営理念(保育方針) | |
4 | 保育計画概要 | 保育の質の向上につながる 新規事業計画概要 |
5 | 助成金にて購入する什器・備品 | 助成金の使途 (具体的に購入する什器・備品) |
6 | 履歴書(理事長・代表取締役・代表者等) | |
7 | 履歴書(園長・施設長) |
*添付資料
認可・認定・分園等の開園時期がわかる認可証等通知のコピー |
助成内容<2>の応募時には保育施設の図面(間取り、園庭等の位置がわかるもの)と購入予定什器・備品の見積書コピー ※2024年度より改定 |
必要に応じて備品に関する資料 |
【応募期間】
2024年5月7日(火)〜7月5日(金)17時必着
※提出された申込書に添付漏れや記入漏れ等の不備があった場合には、締切日までにそれが解消されること
<メールアドレス >
hoiku-dlf●sunny.ocn.ne.jp
(●は@に置き換えてください)
一般財団法人第一生命財団 保育所等助成事業 担当 宛て
★応募提出書類等のダウンロードは下記をクリックしてください。
> 助成要綱、助成申込書A・B、自治体応募ご案内チラシ、FAQ
(注意!)
- 応募される助成内容が<1>の場合は「助成申込書A」を、助成内容が<2>の場合は「助成申込書B」をご使用ください。<1>と<2>両方同時の応募はできません。※2024年度より改定
- 2024年度の助成申込書は4/1に当財団ホームページに掲載いたしましたが、前年のものとは異なっていますので、必ず2024年度の助成申込書をダウンロードの上でご使用ください。
選考結果は10月末までに書面にて通知します。助成が決定した施設はその名称および申請した保育計画等を当財団のホームページにて公表します。
「採」・「否」の理由についてのお問い合わせには応じかねますので、ご了承ください。
助成が決定した施設が什器・備品を発注し、購入費用の支払い後、速やかにその領収証(写し)を当財団へ送付いただきます。当財団がその内容を確認でき次第、助成金をお支払いします。
(注意)
実際の購入総額が申請金額よりも少額となる場合、その実額を助成します。
逆に超過した場合は、申請金額までを助成します(超過分は自己負担)。
つきましては、予め見積りをとっておくことをお勧めします(助成内容<1>については提出不要)。
保育計画・事業計画の実施後、実施結果を翌年度2月にご報告いただきます。
報告内容を当財団のHPや発行媒体等にて紹介する場合がございます。
(注)緑の環境プラン大賞の応募については、都市緑化対策のページ(6.応募対象、応募方法その他)をご覧ください。